そこら中で聞こえていた、子どもたちの声は、今は限られた場所でしか聞こえてきません。
なぜ、公園でボール遊びをしてはいけないのでしょうか?
なぜ、大人がこわい顔をして、元気にあそぶ子どもたちを見張るのですか?
私たち世代が幼い頃には大きな遊びがあり、そこで様々なことを学んできたはずです。
近所の公園で、保護者が付き添っていても、子どもたちの遊びは制限されています。
遊具は撤去され、規制線が張られ、息苦しさを感じる中、それでも幼い子どもたちは懸命に、何かを訴えるかのように遊んでいます。
わたしたちが作り出したルールは正しいですか?
その一言は、豊な未来をつくってくれるのでしょうか?

笑い声を聞いて、やさしい気持ちになれますか?
子どもは、
- わがままです。
- すねます。
- ケンカします。
- 泣きます。
- 大きな声で笑います。
幼い子は知らないことばかりです。ちょっと前にこの世に生まれてきたばかりなんです。
幼い子どもたちは、大人の助けを必要としているのに、なぜ私たち大人が子どもの自由を、取りあげることができるのですか?
この子たちは将来、私たちを支えてくれる大切な存在です。
そのことに気づいていますか?
私たちが優しい気持ちになれた分だけ、子どもたちも優しい大人に育っていくでしょう。