不安を抱える選手と保護者。私たち大人世代の多くの人が触れてきた「部活動」が揺れています。
トレーニングアカデミーは、週にたった一度の活動。共に時間を過ごすことがなかった選手たちが、ここに集まっています。
縮小・移行・撤廃。部活動の課題について、私たちは言葉に振り回されてはいないでしょうか。何が正解かを考えるより、今すぐ新しいアクションを起こし、選手や保護者のニーズを知るべきだと考えます。
いい雰囲気と、楽しめる場所があればそれだけでいいはずです。学校の枠を超え、ライバルに出会い、競走と切磋琢磨できる環境があれば、多くの未来が救われるはずです。
ライバル、競争、切磋琢磨【Training Academy】
まず行動、やってダメなら次を考えろ
予想とは違った選手たちのニーズ。いいトレーニング、クオリティ、環境だけじゃない、とても深い選手たちの欲求。
ここに部活動の良さがあるはずだと感じます。そして、この良さを引き継ぐのが最も重要な課題。
たぶんこれは、主役の選手たちも、私たち大人も気づいていない部分かもしれません。
見えていないもの
なんでもいい。というわけではないけど、とにかく早く行動を起こすべき。
いま現場で指導にあたる先生にも、主役の子どもたちにも、見えていないことがたくさんあります。
これは、一つの環境の中、つまり内側からは見えずらいため、問題のすり替えが起こってしまう可能性もあります。
もしかしたら、少しだけ視野を広げることによって、みんなが気付けることかも。

だからTAをやっています
このTAがいい例になれば幸い。
トレーニングアカデミーの活動は、日々、私たちに様々な気づきを与えてくれています。
この課題に関しては、こちら側の理想だけではなく、選手や保護者の声をもっと尊重すべきでしょう。
そこに、これからの部活動の可能性があると考えています。
動かしながら、姿を変えればいい
最初から完璧なカタチを作ろうとせず、まずは動かしていくこと。
そうすれば予想できない問題や課題が見えてくるだけでなく、より魅力的なアイデアが浮かんでくるでしょう。
部活動の変化が光はじめれば、これからの「クラブ」のあり方も、問われる時が来るでしょう。