MENU
今久保 隆博
Asian LABO代表
奈良県出身のサッカーの指導者。24歳から20年間名古屋グランパスエイトで、育成年代からトップチームまで全てのカテゴリーの指導を経験。独立後はフリーランスとして活動し、日本と中国でクラブ運営、指導者育成に携わる。2019年にAsianLABOを愛知県岡崎市に設立。2020年よりスクール運営やイベント企画など、青少年育成事業、社会教育活動を本格的に開始。

サッカーの試合でボールに触れない時間

サッカー選手が、試合中にボールに触れない時間は一体どれくらいあると思いますか?

なんとなくサッカーの試合を見ているだけでは分からないんですですけど、結構ボールに触れる回数や時間は多いように勘違いされているようです。

チームのスタイルによって誤差はあるものの、その数字は意外に低いんです。

目次

サッカーの試合でボールに触れない時間

過去のゲーム分析のデータでは、90分の試合で一人の選手がボールを触る(持つ)時間は平均で約2%以下。

なので、なんと98%の時間はボールに触れていない時間ということになります。

つまり大人の試合は90分なので、ざっくりと88分ぐらいはそれ以外の時間です。

サッカーは技術だけじゃないです

この数字だけを見ても、ボールを扱う時だけのプレーを高めるだけでは、十分でないことが分かると思います。

サッカーでは、約98%のボールに触れていない時間に、選手はボーッとしているわけにもいかず、走ったり、歩いたり、方向を変えたり、止まったり、とにかくいろんなことをしなければなりません。なので、ボールを持たない時間の過ごし方をもっと考えた方が良さそうです。

だから、普段のトレーニング時間の98%はボールを使わないで、走りや方向転換などのトレーニングをしましょう!なんてことはナンセンスだと思います。

とにかくいつも動きながら周りを見て、情報を集めることが大切です。

ボールを持たない時に何を考えることが大切なのか、ちょっとしたアドバイスをしてあげるとサッカーの楽しさがさらに増すかもしれません。

この記事を書いた人

奈良県出身のサッカーの指導者。24歳から20年間名古屋グランパスエイトで、育成年代からトップチームまで全てのカテゴリーの指導を経験。独立後はフリーランスとして活動し、日本と中国でクラブ運営、指導者育成に携わる。2019年にAsianLABOを愛知県岡崎市に設立。2020年よりスクール運営やイベント企画など、青少年育成事業、社会教育活動を本格的に開始。

コメント

目次
閉じる