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今久保 隆博
Asian LABO代表
奈良県出身のサッカーの指導者。24歳から20年間名古屋グランパスエイトで、育成年代からトップチームまで全てのカテゴリーの指導を経験。独立後はフリーランスとして活動し、日本と中国でクラブ運営、指導者育成に携わる。2019年にAsianLABOを愛知県岡崎市に設立。2020年よりスクール運営やイベント企画など、青少年育成事業、社会教育活動を本格的に開始。

スポーツドリンクは2種類【吸収速度に大きな違い】

スポーツ活動に欠かせないのがスポーツドリンク。そのスポーツドリンクには2つの種類があるのをご存知ですか?

ちょっと知っておくと便利というか、スポートドリンクを飲んだ時に、いつまでもお腹の中でチャプチャプしながら残っている原因がわかります。

目次

スポーツドリンクは2種類【吸収速度に大きな違い】

夏場のスポーツ活動で欠かせないスポーツドリンク。

コンビニやドラッグストアでよく目にするスポーツドリンクも、今まではその違いをあまり意識することがなかったと思いますが、じつはタイプによって、体内への吸収速度に大きな違いがあります。

タイプの違いをちゃんと理解すれば、スポーツ活動の場だけではなく、普段の生活でも活躍してくれる便利グッズです。

超簡単に説明します。お子さまにもぜひ教えてあげてください。

ハイポトニックとアイソトニック

ハイポトニック・スポーツドリンクとアイソトニック・スポーツドリンク。

このなんだかややこしい呼び名の、ハイポトニックとアイソトニックの大きな違いは浸透圧にあります。

浸透圧とは、水が濃度の高い方へ移動することでして、つまり濃度の高い側の液が低い方から水を引き寄せる力のことを浸透圧と言います。

ハイポトニック・スポーツドリンク

一般的に、運動中の水分補給に適しているものが、ハイポトニック・スポーツドリンクとされています。

理由はハイポトニック・スポーツドリンクの浸透圧は体液よりも低めに作られており、身体への吸収が速くてスムーズに行われるためです。

口に含んだ感じは、さらっとしているものが多く、飲んだあとの口中のベタつきが少ないものが多いのが特徴です。

アイソトニック・スポーツドリンク

アイソトニック・スポーツドリンクは、体液と同じ濃度や浸透圧で作られています。

このアイソトニック・スポーツドリンクはスポーツ後の水分補給に適しているとされ、有名なところではポカリスエットやアクエリアスなどがこのタイプになります。

ハイポトニック・スポーツドリンクに比べ濃度や浸透圧がやや高く、吸収に一定時間を要するため、一気に飲んでしまうと、お腹の中でチャプチャプといつまでも残ってしてしまうこともあります。

健康を維持する簡単アイテム

浸透圧がどうだからと言っても、活動中は絶対にハイポトニック・スポーツドリンクでなきゃダメ!ということではありません。

先ずは自分にあったスポーツドリンクを選び、飲み方や量に注意しながら、水分補給を自分で行うことができる習慣を身につけましょう。

身体の健康を維持するためにも、超簡単に使うことができるアイテムがスポーツドリンクです。

この知識は、スポーツをする人たちだけに有益な情報ではなく、小さなお子さまや高齢者の方々にも活用していただけるものです。

スポーツドリンクを選ぶとき、ちょっと参考にしてみてください。

この記事を書いた人

奈良県出身のサッカーの指導者。24歳から20年間名古屋グランパスエイトで、育成年代からトップチームまで全てのカテゴリーの指導を経験。独立後はフリーランスとして活動し、日本と中国でクラブ運営、指導者育成に携わる。2019年にAsianLABOを愛知県岡崎市に設立。2020年よりスクール運営やイベント企画など、青少年育成事業、社会教育活動を本格的に開始。

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